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膵がんドック・すい臓がん検診は、お済みですか?

写真はイメージです

誰にでも、
どこにでも

発症の可能性があるガンです。
その中でも膵がんは、

恐いガンの一つです。
なぜなら、

膵臓は胃の後ろの体の深いところに位置していて、
がんが発生しても症状が出にくく、

通常の健康診断では簡単に、
発見できないからです。

そのため、
自覚症状が出てから診断された場合は、

下手したら、
手遅れ
ということも有りえます。

発見されたときの多くは、
がんの進行度合いをが
相当進んでいることが多いのです。

そのため、
がんの中でも特に治療が難しいがん
であると言われています。

膵がん患者は増加傾向にあり、
国立がん研究センターの

「2018年のがん統計予測」
では

膵がんの年間罹患数予測は
40,000人、

年間死亡数予測は
34,900人で、

悪性新生物の主な部位別にみた
年次死亡数(人口10万対)は

近年肝がんを抜き、
胃がんに次ぐ第4位
となっています。


和歌山件では、
人口10万人に対する
膵がんによる死亡者数が

全国ワースト3位

また、
膵がんによる死亡率が
特に高いのが恐いところです。


こうした現状を克服するため、
和歌山県立医科大学附属病院が、

令和元年9月に
膵がんセンターを開設
しました。

消化器内科
消化器外科
放射線科
病理診断科

等が連携して、
膵がんの診断・治療にあたっています。

最新の超音波内視鏡を使用した
検査を年間約2,000件実施する等、

膵がん治療の鍵となる
早期発見に力を入れています。

そのような中、今後、
更なる膵がんの
早期発見・治療を目指し、

令和3年2月から新たに
「膵がんドック」
を開設しました。

膵がんドックでは、
超音波内視鏡や腹部エコー、
MRI、血液検査を組み合わせた
3つのプランでがんの有無を調べます。

なお、膵がんセンターでは、
コロナ禍の中でも安心して
がん検診を受けられるよう、

専用の個室を用意するとともに、
来院者のマスク着用や
体温チェックの実施、

ソーシャルディスタンスの確保や
消毒等の感染防止対策を徹底しています。

和歌山県立医科大学附属病院では、
この「膵がんドック」の開設により、
膵がんの早期発見を推進するとともに、

膵がんセンターを中心として
最終的な目標である膵がんの克服
を目指して診療に取り組んでいるそうです。

 

毎年とは言えませんが、
定期的に膵がんドックをはじめ、

体の各所の健康状態を、
チェックするようにしましょう。

その中の一つの選択肢が、
和歌山県の膵がんドック
ということで。

 

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